転職エージェント関連

外資コンサル転職で登録すべき5つの転職エージェント比較(ムービン・コンコード・アクシス・JAC・ロバートウォルターズ・ビズリーチ)

外資コンサル転職で登録すべき転職エージェント比較(ムービン・コンコード・アクシス・JAC・ロバートウォルターズ・ビズリーチ)

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今回は、コンサルファームへの転職に強い転職エージェント総集編ということで、比較をしていきます。

私自身が多くのエージェントに訪問してきたので、そういった実体験も踏まえておすすめを紹介できればと思います。

コンサルティングファームへの転職活動は、他の業界よりも特殊な部分が多いです。

 

そのため、コンサルファームを多く扱っているエージェントに頼むことが内定獲得の近道です。

今回はコンサルファームの転職で本当に信頼できるエージェント5つと、転職サイト2つを解説します。

転職エージェントを選ぶ上での大切な基準

私のオススメだけ紹介しても味気ない気がするので、最初にエージェント選びの基準について書きたいと思います。

 

転職を成功させるために、エージェントに求める条件とは何でしょうか?

私は下記を重視しました。

  1. コンサルファーム内部の情報を多く保有している(求人トレンドも含めて)
  2. コンサル転職事情に関する情報を保有している(面接の内容など)
  3. 書類や面接のサポートが手厚い

コンサルファーム内部の情報を多く保有している

やはり、エージェントを使う一番の理由は”情報”を得ることです。

コンサルファーム内部の情報というのは、コンサルファーム毎の違いや組織体系、求人トレンドについての情報です。

 

例えばコンサルティングファームは基本的に通年採用ですが、求人ニーズのトレンドは少なからずあります。

そういった場合、ニーズが高い時期を逃さずに応募することが大切ですので、コンサルファーム内部の情報を持っていることは重要なポイントです。

コンサル転職事情に関する情報を保有している(面接の内容など)

転職事情は、面接の内容に関する情報を指します。

面接でどういった質問がされるのかやケース面接の内容について情報を持っていることも重要です。

それによって、面接対策の充実度が大きく変わります。

書類や面接のサポートが手厚い

最後に記載した面接や書類へのサポートはそのままです。

例えば、ケース面接についてディスカッションの対策をしてもらえるようなエージェントかどうか?ということですね。

次章では、上記で述べた3つの事項に照らしてエージェントを紹介したいと思います。

コンサル転職で登録すべき転職エージェント5選

お勧めランク1位:ムービンストラテジックキャリア(戦略ファーム希望者は登録すべき)

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コンサルファーム内部の情報:★★★★☆
コンサル転職事情の情報:★★★★★
書類や面接のサポート:★★★☆☆

まず、私のオススメランク1位はムービンストラテジックキャリア」です。

コンサル転職業界では言わずと知れたエージェントです。

本気でコンサルティングファームを目指す人なら、絶対に登録してほしいエージェントです。

 

情報量・質のどちらをとっても、コンサル専門のエージェントでNo.1だと思います。

その理由は、

  1. 在籍のキャリアコンサルタントにコンサルファーム出身者が多いこと
  2. コンサル転職を目指す多くの人が利用していることから情報を保有していること
  3. コンサル専門エージェントでは先駆け的存在でありファームとの繋がりも強いこと

が挙げられます。

 

創設者はBCG出身で、コンサル業界の本も出しています。

私を担当していただいたキャリアコンサルタントはファーム出身ではありませんでしたが、わからないことは同僚に聞くなどして解決してくれました。

 

また、ムービンは面接を受けた人のレビューを保有しています。

面接が何名で行われたのか、どういった質問をされたのかというのをファーム毎・ユニット毎に管理しているので、面接前の対策も十分に行うことが可能です。

 

一方、模擬面接といったサポートについてはイマイチな印象です。

私の場合は、一度も実施してもらいませんでした。

その理由としては、ムービンの給与体系がフルインセンティブ制ということが関係していると思われます。

1ヶ月にさばく転職希望者の数も非常に多いので、一人一人に時間を割いていられないのでしょう。

 

とはいえ、これは完全に担当のキャリアコンサルタントにもよりますし、転職時のマージン単価が高いファームへの希望者で、且つ見込みがある程度有りそうであれば、しっかり対策をしてくれると思います。

 

ムービン公式サイト>>

 

お勧めランク2位:コンコードエグゼクティブ(ムービンとの比較のために登録すべき)

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コンサルファーム内部の情報:★★★☆☆
コンサル転職事情の情報:★★★☆☆
書類や面接のサポート:★★★★☆

2位は、「コンコードエグゼクティブ」です。

ムービン同様に、ほぼコンサル専門の転職エージェントです。

コンサルの転職エージェントの中でも、ムービンに続き情報量が多いと感じます。

 

キャリアコンサルタントの人数や過去の経歴を見ても、エージェントとしてプロフェッショナルであるという信用ができるでしょう。

 

ちなみにコンコードの創設者は、元々はムービンでキャリアコンサルタントをしていたということもあり、システムなどは非常に近しい部分があります。

 

例えば、ムービンでは他の転職希望者が受けた面接の内容を知ることが可能ですが、コンコードも同様に面接の内容などを知ることができます。

ただ、キャリアコンサルタントには新卒で入った若い方が結構いるため、キャリアコンサルタントの経験という側面ではムービンに引けを取る部分もあるでしょう。

そういった意味で、オススメランクは2位となります。

 

一方、サポート面においては面接の対策などを手厚くやってもらえる印象があります。

私の場合は、週に1回ほど面接の対策をしてもらえるということを言っていただきました。(実際にはコンコード経由で応募していないため、サポートを受けていませんが)

 

とはいえ、転職エージェントをうまく活用できるかどうかについては、

担当してくれるコンサルタントとの相性が大切です。

なので、とりあえずコンコードにも登録してムービンと比較してから決めることをお勧めします。

 

コンコード公式サイト>>

 

お勧めランク3位:AXISコンサルティング(アクセンチュアやBIG4希望者は登録すべき)

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コンサルファーム内部の情報:★★★☆☆
コンサル転職事情の情報:★★★☆☆
書類や面接のサポート:★★★☆☆

3位は、「AXISコンサルティング」です。

ムービン・コンコード同様に、ほぼコンサル専門の転職エージェントです。

ただ、AXISコンサルティングの特徴としてアクセンチュアやBIG4といった総合やIT系への転職希望者が多いイメージがあります。

 

勿論、Mac, BCG, Bainといった戦略のトップティアへのサポートも行っていますが、やはりムービンなどど比較すると少し情報量が劣ります。

それは、在籍するキャリアコンサルタントの経歴もそうですし、戦略系に行く志望者はムービンを使っているということもあります。

 

その分、アクセンチュアへの転職サポートは力を入れており、独自のコネクションも保有しているようです。

私がAXISに訪問した際には、アクセンチュアのパンフレットをくれたり、「繋がりがあります」とキャリアコンサルの方が言っていました。

 

尚、AXISとの面談の際には”転職の手引”のようなものを渡してくれるのですが、その中には「面接の対策や書類の添削などを行います」と記載されていましたので、他エージェントと同様に実施をしてくれるようです。

総合系ファームに行きたいという人は、一度AXISのコンサルタントと面談をすべきです。

 

アクシスコンサルティング 公式サイト>>

 

登録すべき転職サイト

さて、エージェントについては先ほどの3つがオススメですが、個人的には、エージェントではなく転職サイトも登録しておくことが良いのではと思っています。

その理由としては、下記2点です。

  1. 自分自身の市場価値を知ることができる
  2. 万が一コンサルファームに落ちた場合、良質な事業会社の転職先を見つけることができる

 

自分自身に、どういう企業から、どのくらいのオファーが来るのかを知ることは今後のキャリアを考える上で重要かと思います。

 

また、コンサルに落ちてしまった場合は事業会社を探す方もいるかと思いますが、リクルートやDODAのような巨大なサイトではなく自分にマッチしたエグゼクティブ案件を見つけることも重要です。

 

それができるのがビズリーチMIIDASです。

※MIIDASに関しては、DODAと同様にキャリアパーセルのサービスですが、市場価値をみるという意味で入れさせてもらいました。

 

転職サイトについての詳細は

で記載しているので、ぜひ参考にしてください。

ビズリーチ

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ビズリーチは、ハイクラス層向けの転職エージェントと謳っており、企業やヘッドハンターから案内が来る案件も年収面などリッチなものが多いです。

 

巨大転職サイトのように名前も知らない企業の求人が来ることも少なく、事業会社の転職先として検討に値する企業を検討することができます。

私も登録していますが、他転職サイトとは比べ物にならないほどハイクラスな企業・ポジションの面談オファーが届きます。

 

ビズリーチは、転職エージェントと違ってキャリアコンサルタントとのやり取りが発生するわけではないため、とりあえず登録して案件を見たいという方も気軽に登録することができます。

 

そういう意味では、登録しておいて損はないでしょう。

※変なメルマガが来ることもありませんし。

 

\3分で無料登録/

ビズリーチ 公式サイト>>

MIIDAS

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MIIDASは他記事でも紹介しましたが、自分の市場価値を判断することができます。

自分の経歴やプロフィールを登録するだけで、想定オファー年収を割り出すことができます。

 

仕組みとしては面白いですね。

 

勿論、企業からのオファーも来ますが、他転職サイトと異なるのは”自分の条件にマッチした案件のみをまとめるフォルダ”があります。

なので、よくわからない求人が送られて来るという事象に悩まされてなくて済むというメリットが大きいです。

 

こちらもビズリーチ同様にエージェントではないため、とりあえず登録というライトに始めることが可能です。

 

MIIDASで市場価値を診断>>

↓MIIDASの詳細記事はこちら

www.gaicon-march.com

まとめ

以上、転職エージェントと転職サイトについて書きましたが、一生にそう多くはないキャリアチェンジを成功させるためにも、より多くのエージェントやサイトを見て自分で判断することが重要だと思います。

 

焦らずに、より多くの選択肢を並べて検討することをお勧めします。